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ユーザビリティとアクセシビリティ

ユーザビリティとは

ユーザビリティとは、すごく簡単にいうと「ウェブサイトの使いやすさ」でいいと思います。

例えば、貴方のウェブサイトは訪問者の視点で作られているでしょうか?フラッシュを多様して見た目にはとてもグラフィカルなページだけど、リンクがどこにあるのかはっきりしていないとか、目的のページへ訪問者を誘導したいのだけれども、うまくリンクを辿ってくれない等ないでしょうか? また、アクセス解析等を利用している方で、アクセスはあるけどそのページだけで他のページには移動していない・・・・なんて事はないでしょうか?

せっかく訪問してくれたユーザーに使いやすいサイトでなければ、当然訪問者は逃げてしまいます。

また訪問者の中には「高齢者や障害のある方」も当然いらっしゃいます。なるべく万人の方が利用しやすいようにウェブサイトを構築しましょう。

では、「使いやすさ」とは何か?

リンクをはっきりさせる事・・・?[次へ][戻る]等のナビゲーションをつける事・・・?あまりフラッシュ等を使わない事・・・?

実は明快な答えはありません。

なぜなら「使いやすさ」は人それぞれによって違うからです。ある訪問者にとっては利用しやすいサイトでも、ある訪問者にとっては「使いにくい」かもしれません。だからこそ、なるべく万人の方が利用しやすいように・・・と書いたのです。

もう一度貴方のウェブサイトを確認してみては如何でしょうか。

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アクセシビリティとは

2004年6月に JIS X8341-3「高齢者・障害者等配慮設計指針ー情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」が制定されました。

以下の記述はわかりやすく高齢者や障害を持ておられる方に対してが説明の中心になりますが、アクセシビリティは決して高齢者や障害を持ておられる方だけに特化したものではない事を覚えておいて下さい。(誤解のないように)対象はすべての万人に対してです。

アクセシビリティのヒント

ではまず視覚に障害のある方がどのようにウェブサイトを訪問しているのでしょう。 視覚に障害のある方は「スクリーンリーダー」というものを使って音だけで訪問しておられます。テキスト形式なら良いのですが、画像は「スクリーンリーダー」では読み上げる事が出来ません。よって画像には代替情報が必要となります(必ず【alt属性】を付けましょう)。フラッシュも同様です。

またテーブルレイアウトで段組した場合、「スクリーンリーダー」で読み取る際に意味が伝わり難くなるみたいです。「スクリーンリーダー」は基本的に横方向に読み上げるみたいです。よってサイト運営者の意図する順序通りには進みません。テーブルレイアウトは均一性のあるレイアウトが取れる反面、アクセシビリティには少々不向きな点を考慮して作成する事が必要です。

また視力の弱い方には背景とテキストのコントラストを明確にして読みやすくしてあげる配慮、フォントをユーザー側で大きく出来る配慮も必要です。これだけではなく高齢者でパソコン操作に慣れていらっしゃらない方もいれば、手が不自由でマウスが上手く操作できない等様々な事が考えられます。

一般個人サイトでアクセシビリティのすべてを考慮するのはかなりな時間を必要としますが、無料でアクセシビリティチェックをしてくれるサイトを紹介しますので、勉強ついでにアクセスして貴方のサイトもチェックしてみてはいかがせしょうか。

参考になります!(W3Cの勧告を日本語に翻訳されてます)

ウェブコンテンツ・アクセシビリティ・ガイドライン 1.0

無料のチェックツール

HTMLのチェックから配色までアクセシビリティを総合的にチェック出来ます

富士通アクセシビリティ・アシスタンス

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ユーザビリティ=アクセシビリティ

以上、上記で簡単に説明しましたが、ユーザビリティとアクセシビリティはイコールではないかと考えます。 ユーザビリティに配慮したウェブサイトを作成する事は、即ちアクセシビリティに配慮する事になり、アクセシビリティに配慮すれば、それはユーザビリティの向上に繋がります。深く掘り下げればきりがありませんが、個人のサイトとして出来る範囲の事は是非やっておきましょう。

目指せ【ウェブスタンダード】!

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